橋梁事業に携わる事の魅力
これまで
橋梁・土木設計部は2グループに分かれており、私の所属する第1グループは、主に橋梁の下部工(橋を支える部分)の設計図面作成業務を行っています。
そのなかでも、私は主に補修作業の計画に関する図面の作成に携わっています。数多くの橋梁があり、それぞれに補修の工法が違うこと、中には、新しい補修方法を取り込むこともあるので、臨機応変に対応していかなければなりません。
うまくいかないこともありますが、経験豊富で頼りになる上司や先輩方に教えてもらいながら、日々、取り組んでいます。
これから
国土交通省の“i-Construction”推進によって、原則CIM化への動きが進み、3次元への要求が高まっています。業界の流れに対応するため橋梁・土木設計部では、講習会参加や社内勉強会、ワーキンググループでの活動など、3Dソフトの操作スキル習得や部全体での情報共有・意識向上に努めています。
個人はもとより部署、会社全体のスキルアップが、これから先も顧客のご要望に応える為に必要不可欠です。自らが、主体的に課題に取り組んでいこうと思います。
また、後輩社員、先輩方への良い刺激になれるよう、努力していきたいと思っています。
やりがいを見つけて、楽しく取り組む
これまで
2次元CADでの産業機械設計及び図面作成、3次元CADを使用した配管モデル作成を担当してきました。業務の中には改造案件もあり、現地で実物を見て計測し、改造図の設計、図面作成などもあります。
図面作成をメインとして業務を行ってきましたが、理解するのが困難な時もありました。担当案件によって実際に物を見る機会もありますので、感覚的に製品をイメージする力が養われます。
2次元から3次元まで幅広い分野での設計・製図業務があり、お客様に御満足頂けるモノづくりに力を注いできました。
これから
機械設計部は多種多様な案件に着手している部署です。今までに無い新しい分野の仕事もあり、自分には無かった発想や考え、技術を得ることがたくさんあります。
自分では理解した図面でも、実際に物を作る製作者に分かりやすい図面でなければ、良い図面とは言えず、生産性や作業性を考慮した設計及び作図が大事になると考えております。質の高い図面を提供するために、上司や先輩に助言を頂きながら、日々業務に取り組み、広い視野を持ったエンジニアを目指しています。
また、その経験を後輩達にも伝えていければと思います。
“相手のことを考えて仕事をする”大切さ
これまで
鉄構設計部では、全国の電力会社や石油会社等に設置されている、煙突の設計から現地点検調査及び補修図面制作業務を行っています。煙突の点検調査や工事を行うたびに、お客様に報告書というものを作成します。お客様により分かりやすく、煙突の状態や調査内容、調査結果、工事結果等をまとめたものです。
私の主な業務は、点検報告書や業務資料の作成及び、CADを利用して図面の作成や修正を行うことです。業務資料の作成は、納品書・請求書の作成から、現場で使用する部材の数量・重量集計と多岐にわたり、図面作成に関しても工事に関する架設関係図面から、煙突設備に関する図面など様々です。覚えることは、たくさんありますがとてもやりがいのある仕事です。
これから
入社当時は、鉄構設計に関わる知識や、経験がなかった為、教えてもらうこと、業務をこなすことで精一杯でした。
最近になってですが、先輩に言われている“相手のことを考えて仕事をする”という意味をすごく実感しています。どんなに簡単な仕事でも、ただ仕事をするだけでは、相手が本当に望んでいるものやそれ以上のものを作ることが出来ないということです。
相手の意図や、環境をくみ取ることは簡単ではないですが、相手との信頼を築ける仕事をするためにも、今後も継続して取り組んでいきます。そして、社内外から信頼されている先輩のように、丁寧に仕事をすることを心掛けていきます。
より良い環境で働くことを常に心がける
これまで
私は現在、解析業務を担当しています。自分の仕事を人に説明したとき、設計とよく間違えられるのですが、一般的にはCAE(Computer Aided Engineering)と呼ばれ、コンピューター技術を活用して、設計を支援する仕事です。
近年、設計のCAD化に伴い、比較的簡単に形状データが作成できるようになりました。この形状データをもとに、コンピューター上で地震や熱などのシミュレーションを行い、その結果を3次元アニメーションなどで表示させます。長所は机上計算では解けない計算が解け、応力や熱など目に見えない現象も可視化できることです。この解析結果をもとに、形状や材質を再設定し設計を見直します。
裏方的な仕事ですが、回転機械、鉄塔、煙突、建屋、配管設備、基礎、ダムなど多岐にわたる製品に従事できることが、この仕事の魅力です。
これから
先年、大好きなバンドのくるりが、結成20周年記念ライブ「NOW AND THEN」を開催しました。NOW AND THENの本来の意味は「時々」ですが、私も30代中堅社員として、今までの会社員生活を振り返り、これから先を考えてみます。
20代の頃は、指示通り真面目にコツコツ作業を進めていくことが成果と信頼を得る近道です。反面、上司の指示を受けるだけの仕事内容に不満を感じていました。
30代になり仕事量も増えると、真面目だけでは通用しません。一人でできる仕事には限界があり、周囲に甘える柔軟さも必要です。仕事内容も大切ですが、会社に所属する以上、人間関係も含めた「環境」が最も重要だと感じています。
これから先は、周囲への目配り気配り、「時々」真面目に、より良い環境にできるよう努めます。